あなたは「この人を支えたい」そう思ったことはありませんか?
もしそのように思ったことがあれば、ぴったりの仕事があります。秘書という仕事なのですが、ご存じですよね。しかし、今回は普通の秘書ではありません。すべてオンラインで完結する「オンライン秘書」という仕事です。
オンライン秘書は在宅ワークにぴったりで、いつでもどこにいても企業を支えられます。ホスピタリティマインドあふれる方におすすめのオンライン秘書を、詳しく解説していきます。
オンライン秘書とは|未経験でもできるおすすめの在宅ワーク!

在宅ワークの中でも特に人気のある「オンライン秘書」という仕事。実は未経験で資格がなくても始められます。

パソコンに全然詳しくなくても大丈夫?

基本的なパソコンの知識は必要です
今、パソコンに詳しくなくても、調べればすぐに基本的な知識はつけられるので心配いりません。次の項目より詳しく解説していきます。
資格はいりません|必要なのは基本的なITスキルのみ!

オンライン秘書を始めるときに必要なのは、基本的なITスキルです。たとえば「Googleドキュメントで送ってください」とクライアントに言われても、普段パソコンに触れていないと何のことかわかりません。
しかし、最近では検索すればネットに答えが書いてあります。分からないことはまず自分で検索する能力と、やる気さえあれば問題ありません。
さらに資格や経験なども必要なく、未経験からでも始められるので、ぜひチャレンジしてみてください。
オンライン秘書はこのような人におすすめ!

オンライン秘書は次の3つの悩みをもっている人におすすめです。
- 転勤に左右されない働き方をしたい
- 育児や介護のスキマ時間に働きたい
- 地方に住んでいて近くに働けるところがない
順番に説明していきます。
転勤に左右されない働き方をしたい人
オンライン秘書は、パソコンさえあればどこにいても仕事ができるので、転勤族の方におすすめです。
これなら、仕事に慣れてきたころに家族の転勤でまた転職しなければいけない、という悩みもなくなります。
転勤族でも関係なく一つの会社に長く勤められるので、キャリアアップを目指せます。
育児・介護のスキマ時間に働きたい人
オンライン秘書は、「小さい子どもがいてまだ働きに出られない人」や「家族の介護の合間に在宅でできる仕事を探している人」にもぴったりの仕事です。
パソコンさえあれば、お子さんが眠っている間や、介護中の空いている時間を有効活用できます。
また、万が一何か家族にトラブルがあったときでも、すぐに対応できるので安心です。
地方に住んでいて近くに働けるところがない人
オンライン秘書は地方に住んでいる方にもおすすめです。
地方に住んでいると、働きたくても働ける場所が近くにないことや、通勤時間も1時間以上かかることが多くありますよね。
在宅ワークなら、自宅にいながら自分の好きなことを仕事にできます。やりがいを感じられて、通勤時間もなくなり一石二鳥です。
オンライン秘書に向いている人|4つの特徴

オンライン秘書は、次の4つの特徴をもつ方が向いています
- レスポンスが早く、タスク管理も得意な人
- パソコンが好きで、コツコツ作業も苦にならない人
- この人のために頑張りたい!と相手を思える人
- 自分からコミュニケーションをとれる人
それでは一つずつ説明していきます。
特徴①レスポンスが早くタスク管理も得意な人
レスポンスの早さはオンライン秘書に限らず、仕事をする上で大切なビジネスマナーです。クライアントからきたメッセージはすぐに返信するように心がけましょう。
そして、タスク管理はオンライン秘書のメイン業務です。クライアントから受けた依頼をタスク化し、優先順位を決めて作業していきます。
レスポンスの早さやタスク管理をしっかり行うことで、クライアントから信頼されるようになります。
特徴②パソコンが好きでコツコツ作業も苦にならない人
オンライン秘書はパソコン操作が必須です。普段の連絡やタスク管理、作業全般がパソコン操作になるため、好きな人には向いている仕事です。反対に、パソコンが嫌いな人は苦痛になる可能性があります。
そして、オンライン秘書はクライアントを後方支援する仕事のため、雑務を任せられることも。日々のメールチェックや備品チェック、ブログの更新など、比較的地味な作業をコツコツとこなせられる人は向いているといえます。
特徴③この人のために頑張りたい!と相手を思える人
「この人のために頑張りたい」「この人を支えたい」と相手を想って仕事ができると、自然にスキルも身についていきます。
スキルが身につけば、クライアントのビジネスが最高のパフォーマンスを発揮できるようにもなり、モチベーションアップにもつながります。
「この人のために頑張りたい」という思いやりの心が、実はオンライン秘書をする上で非常に重要なことなのです。
特徴④自分からコミュニケーションをとれる人
言われたことだけをやる人よりも、自分から積極的にコミュニケーションをとれる人はオンライン秘書に向いています。
業務の進捗情報を伝えたり、「このようにしてみてはいかがでしょうか?」と提案をしたり、コミュニケーションをしっかりとることも大切な仕事です。
指示を待つだけではなく、遠慮せず積極的にコミュニケーションをとりましょう。
気になるオンライン秘書の勤務時間と報酬例

結論から言うと、オンライン秘書は好きな時間に働けて、報酬は時給800円〜1,200円ほどです。フリーランスだとさらに稼げます。
在宅ワークでスキマ時間に働けても、稼げないと意味がありませんよね。詳しく見ていきましょう。
オンライン秘書|勤務時間
1日8時間フルタイムで働く人もいれば、副業で夜だけや土日だけなど働く時間はさまざまです。自分の空いている時間で働けるので、勤務時間は柔軟に調整できます。
フリーランスの場合はクライアントとの話し合いにより勤務時間が決定します。予定がある日は、事前にクライアントに伝えておけば、作業時間をずらすことも可能です。
自分の好きな時間に働けるのは、オンライン秘書の魅力ともいえます。
オンライン秘書|報酬例
オンライン秘書には「時給制」と「月給制」があります。
月給制の場合は幅広く、約5万円〜50万円です。
時給制の場合、オンラインアシスタントサービスに登録すると、時給はおよそ800円〜1,200円です。翻訳などの特殊なスキルがあれば、さらに高くなります。フリーランスの場合は時給1,500円〜3,000円です。ライアントが喜ぶような提案をして、報酬アップを目指します。
【報酬例】時給1,000円の場合
1日5時間、週5日間稼働で1ヶ月10万円の報酬
オンライン秘書の6つの業務内容|自分の得意なことを活かせる

バックオフィス全般がオンライン秘書の業務内容となります。バックオフィスとは、会社の利益に直接かかわる営業やマーケティングなどを、後方からサポートする部署のことです。
具体的には次の6つの業務内容がオンライン秘書の仕事になります。
- 秘書業務
- 総務業務
- 経理業務
- 人事・採用業務
- 広報業務
- Webサイト運営・制作業務
クライアントの要望をくみ取りつつ、自分の得意な業務を引き受けることで、報酬アップにつながります。
それぞれの業務内容について説明していきます。
①秘書業務
クライアントから最も多い依頼が秘書業務です。主に「リサーチ」と「プレゼン資料作成」を行います。
その他にも以下のような業務内容があります。
- スケジュール管理
- アポイントメント
- 備品発注
- 音声データから文字起こし
- カスタマーサポート
- お中元やお歳暮の手配など
経営者や管理職などの多忙なクライアントが、業務に専念できるように、日々の細かいタスクをサポートします。
②総務業務
スタートアップ企業からの依頼が多く、主に書類の作成を行います。
- 請求書作成
- 業者問い合わせ・依頼
- 登記内容変更
- 特許申請書類作成など
契約書類作成の依頼が多いです。しかし、事務経験がある方なら難しくはありません。また、スプレッドシートを使うことも多いため、基本的なパソコンスキルも必要になります。
③経理業務
会計ソフトへの入力作業が主な業務です。入力作業には会計ソフトを使用するため、知識や経験が必要になる場合があります。
- 伝票作成
- 出金・送金データの整理
- 領収書まとめ
- 売上データの集計・整理
- 会計ソフトへのデータ入力など
クライアントの繁忙期や月末などに依頼が増える傾向にあり、正確さが求められます。
④人事・採用業務
主に面談日時の調整や応募者とのやりとりなど、採用関連業務を行います。
- 給与・賞与計算
- 健康保険・社会保険 ・雇用保険の手配
- 募集文面作成
- スカウト送信
専用のシステムを使用しますが、難しくはないので、自分で調べればすぐ使えるようになります。
⑤広報業務
主にzoomを使用した、オンラインセミナー開催準備依頼を行います。
- 参加案内の送信
- 参加者リスト作成
- 社内報作成
- SNS発信
SNSでの広報活動も増えており、InstagramやX(旧Twitter)などを使用できるとさらに喜ばれます。
⑥Webサイト運営・制作業務
主にECサイトの構築やブログの執筆などを行います。
- Webサイトの更新作業代行
- 自社ブログ執筆
- Word Press記事投稿
- サムネイル画像作成
- メルマガ文面と作成
Webサイトの案件は増加傾向にあり、パソコンに詳しいと仕事の幅も広がります。
オンライン秘書の仕事はどこで探すの?

「未経験」でオンライン秘書を探す場合は、オンラインアシスタントサービスに登録しましょう。
おすすめのオンラインアシスタントサービスは以下の3点です。
- フジ子さん
- ビズアシスタントオンライン
- キャスター
他にもクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングで探す、X(旧Twitte)などのSNSで探す、なども方法もありますが未経験者にはハードルが高い傾向にあります。
未経験OKと記載している企業もありますが、経験者が優遇される傾向にあります。まずはオンラインアシスタントサービスに登録し、実績と経験をつみましょう。
おすすめ①フジ子さん
フジ子さんは2019年にテレワーク先駆者百選に選出され、2022年にはテレワーク・マスターマスター企業に認定されるなど、テレワークのプロフェッショナルともいえる会社です。
スキルに合わせて業務依頼をしてくれて、やったことのない作業でもフォロー体制が整っているため、未経験でも安心して作業をすすめられます。
応募してからの流れは以下の通りです。
- エントリー
- スキル審査・Web面談
- 最終選考(模擬作業)
- 採用決定(最終面談)
フジ子さんの採用選考は難しいと有名ですが、不採用の場合でも単発業務の業務委託として採用される可能性があります。一度、エントリーされてみてはいかがでしょうか?
おすすめ②ビズアシスタントオンライン
ビズアシスタントオンラインは、株式会社ビズアシが運営し、クラウドワークスが提供するオンラインアシスタントサービスです
スキルや経験を事務局スタッフがヒアリングし、それに合った仕事を案内してくれます。企業側と事務局スタッフとアシスタントの三社ミーティングを行った上で契約するので、安心して働けます。
応募の流れは以下のとおりです。
- 条件ヒアリング+簡単なスキルチェック
- 「応募する」ボタンをクリックし、「希望時間単価」を入力の上応募
- 自分のアピールポイントをメッセージにて送信
おすすめ③キャスター
キャスターは「リモートワークを当たり前にする」をモットーに2014年に設立された会社で、キャスタービズというリモートアシスタントサービスを運営しています。
キャスターは、フレックス勤務や副業OKなどさまざまな働き方が可能で、自分のスタイルに合った働き方ができるように「直接雇用」と「業務委託」のどちらでも選択できます。
キャリア登録方法は以下の通りです。
- エントリー
- 履歴書・職務経歴書があれば登録する
- キャスターからの連絡をまつ
「この資格をもっています」「過去に○○で働いていました」など、採用される確率をあげるために、積極的にアピールしていきましょう。
オンライン秘書は怪しい?現役オンライン秘書の口コミを紹介

現役でオンライン秘書の仕事をしている方々の口コミを紹介いたします。SNSで検索するとリアルな声が聞けるので、オンライン秘書を始めるかどうか悩んでいる人は一度見てみてください。
中には、初心者が引っ掛かりやすい、気を付けなければいけない案件なども紹介してくれています。始める前に知っておくと、事前に回避できるので安心できます。
まとめ|オンライン秘書になって収入と笑顔を増やそう!

オンライン秘書は以下の3つの悩みをもつ方におすすめの職業でしたね。
- 転勤に左右されない働き方をしたい
- 育児や介護のスキマ時間に働きたい
- 地方に住んでいて近くに働けるところがない
家にいながらスキマ時間で働けて、収入も増えて一石二鳥です。未経験者は、慣れるまでは副業で行うのがおすすめです。収入は低いですが、慣れてくると徐々にできることも増えて、収入も上がっていきます。
効率の良い「オンライン秘書」という働き方で、収入と笑顔を増やしましょう!