あなたのスキンケアの順番はあっている?朝と夜の異なるポイント

「毎日スキンケアをしているのに、最近あまり肌の調子がよくない……」

「スキンケアのアイテムってたくさんあって、正しい順番がわからない」

毎日行うスキンケアですが、スキンケアの順番に疑問を持ったことがある方もいるのではないでしょうか?

スキンケアはすっぴん美肌を目指すのに欠かせないことですが、その中でもスキンケアの順番は、非常に重要な役割を持っています。

この記事では、スキンケアの順番を朝と夜にわけてそれぞれ徹底解説!

ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

目次

スキンケアの基礎知識|順番の意味とは?

スキンケアの順番って意味があるのかな……?

読者の中にはそう思われている方もいらっしゃるかもしれません。

スキンケアの順番を紹介する前に、スキンケアの基礎知識を解説!

スキンケアの順番朝と夜のスキンケアの目的についてお伝えします。

スキンケアの順番が決まっている理由

スキンケアは正しい順番で使ってこそ、各アイテムが持っている本来の効果が発揮されると言われています。スキンケアアイテムは、それぞれの効果を引き出す役割があるからです。

たとえば、化粧水で肌に水分の補給をしても、そのままなにもつけずにいると、せっかく補給した水分が蒸発してしまいます。

逆に、化粧水をつけずに美容液や乳液をつけても、潤いがない状態では肌になじまず、本来の効果を発揮しない場合があるのです。

そのため、スキンケアアイテムが本来の効果を発揮させて肌を美しくするには、正しい順番で行うことが非常に重要になってきます。

朝のスキンケアの目的

みなさん、肌のために朝と夜にスキンケアを行っていると思いますが、それぞれ目的が異なります。

朝のスキンケアの目的は、主に以下の2つです。

  • 睡眠中に付着した汚れや汗を落とすこと
  • 日中に受ける外的刺激から肌を守ること

人間は寝ている間に汗をかきます。また、知らないうちにホコリなどが付着し、思っている以上に肌は汚れています。

そのため、しっかり洗顔をして汚れをリセットするところから始めましょう。

そして、日中には肌の敵となる紫外線花粉乾燥などのさまざまな外的刺激があります。

綺麗になった肌を保湿や日焼け止めなどで保護することにより、バリア機能を整えて、外的刺激から守ることが朝のスキンケアの目的となります。

夜のスキンケアの目的

そして、夜のスキンケアの目的は以下の通りです。

  • 日中のメイクやたまった皮脂汚れを落とすこと
  • 日中の外的刺激のダメージをケアすること

メイクや皮脂などの汚れが残っていると、毛穴の黒ずみなどさまざまな肌トラブルを引き起こします。

メイクをした日はもちろん、すっぴんで過ごした日も肌は汚れているので、その日の汚れはその日のうちに必ず落としましょう。

朝のスキンケアでバリア機能を整えているとはいえ、肌は日中の外的刺激で少なからずダメージを受けています。

水分や栄養を補給することで、肌のダメージをしっかり回復させることが夜のスキンケアの目的です。

【朝】スキンケアの順番|6ステップ

では、朝のスキンケアの順番を解説していきます。

朝のスキンケアのステップは以下の通りです。

では、さっそく見ていきましょう!

洗顔

前述した通り、寝ているだけでも肌は汗や皮脂、ホコリなどで汚れが蓄積されています。

化粧水などをつける前に、洗顔で肌を綺麗な状態にしてください。

朝は時間がないこともあり、軽い水洗いで終わらせる方もいらっしゃいます。しかし、皮脂や古い角質は水洗いでは落とせないので、洗顔料を使いましょう。

洗顔料は、泡立てネットなどでしっかり泡を作り、肌をこすらず泡で優しく洗ってあげます。

すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流したら、清潔なタオルで優しくふき取りましょう。

ブースター

ブースターとは、化粧水などのスキンケアアイテムの浸透力を高める導入液のことです。

導入化粧水や導入美容液という名前でお店に売られています。

必須のアイテムではないので、お手元にない方は飛ばしても問題ありません。

ただ、ブースターを使用すると、この後のスキンケアアイテムが浸透しやすくなります。

化粧水の肌なじみがよくない、乾燥が気になるなどのお悩みがある方は、ぜひ一度使用してみてください。

化粧水

洗顔をして肌を清潔にしたら、化粧水をつけて肌に潤いを補給しましょう。

洗顔をしたあとの肌は非常に乾燥しやすい状態のため、素早く化粧水を肌になじませます。

肌を叩いて化粧水をつけると、肌への刺激が大きくなってしまうので、優しく包み込むようにつけてください。

量は大体500円玉ぐらいのサイズが目安になります。

コットンを使用する場合は、化粧水をしっかりコットンに染み込ませましょう。

化粧水が十分染み込んでいないコットンを使用すると、肌に摩擦を与えてしまうので要注意です。

化粧水が肌になじむとキメが整い、このあとにつける美容液などが浸透しやすくなります。

また、潤いは日中の乾燥やホコリなどの外的刺激から肌を守る役割もあるため、丁寧に行いましょう。

美容液

化粧水で肌のキメを整えたら、美容液を塗布します。

肌に刺激を与えないように、優しく肌になじませましょう。

美容液は肌に栄養を与える役割があります。

乾燥対策や美白効果など、それぞれ特化した美容液があるので、自分の悩みにあったものを選ぶといいでしょう。

美容液は、種類によって朝晩使用を推奨しているものもあれば、夜のスキンケアでの使用を推奨しているものもあります。

夜用のものであれば、朝のスキンケアに取り入れると、メイク崩れの原因となる場合があるので、使用方法はしっかり確認しましょう。

乳液・クリーム

化粧水および美容液で水分と栄養を補充したら、乳液またはクリームで水分が蒸発しないように蓋をしましょう。

手のひらで温めてから肌にのせると、肌なじみがよくなります。

乳液もクリームも役割としては同じですが、油分の配合量が異なるので、お好みのものを選んでもらって大丈夫です。

もし両方とも使う場合は、水溶性の高い乳液→油溶性が高いクリームの順で使用するようにしましょう。

オイリー肌であったりベタつきを気にしたりして、乳液・クリームの塗布を省く方がいらっしゃいますが、乾燥しやすくなる原因となりより皮脂分泌を促してしまう可能性があります。

どうしてもベタつきが気になる方は、皮脂が多くなる鼻やおでこは薄めに、頬や目元など乾燥しやすいところは多めに、と部分ごとで乳液・クリームの量を調節してみるといいでしょう。

日焼け止め・化粧下地

肌の保湿が完了したら、日焼け止めと化粧下地を塗って、紫外線対策をします。

紫外線は部屋の中にいても肌に影響を与えます。外出をしない日や、メイクをしない日でも必ず日焼け止めは塗布しましょう。

基本的には、日焼け止めを塗った後に化粧下地を重ねます。あまり重ね塗りをしたくない方は、日焼け止めの成分が入っている化粧下地を使用してください。

【夜】スキンケアの順番|6ステップ

では、続いて夜のスキンケアの順番を説明します。

夜のスキンケアのステップは以下の通りです。

基本的には朝のスキンケアと変わりませんが、夜だからこそ気をつけるべきポイントがあります。

さっそく見ていきましょう。

クレンジング

最初のステップとして、クレンジングでメイクや皮脂を落としましょう。

外出をせず、1日中すっぴんで過ごしたという日でも、日焼け止めや皮脂汚れが残っていると、肌トラブルを引き起こす原因となります。

メイクをしなかった日でも、しっかりクレンジングで汚れを落としましょう。

クレンジング剤を肌にのせたら、優しくくるくると肌になじませます。

クレンジング剤とメイクがなじんだら、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流してください。

入浴中にクレンジングをする際は、毛穴が開いて汚れが落ちやすい入浴の最後に行うのがおすすめです。

洗顔

クレンジングが終わったら、洗顔で肌に残ったクレンジング剤古い角質を落とします。

朝の洗顔と同様、しっかり泡立てて優しく肌をこすらないように洗いましょう。

クレンジング剤によっては、ダブル洗顔不要のものがあります。その場合は、洗顔は飛ばしても大丈夫です。

ただし、クレンジングでも落ち切れない汚れや角質があるので、気になる方はダブル洗顔を行ってください。

ブースター

朝のスキンケアと同じく、ブースターがお手元にある方は、化粧水の前に塗布してください。

もちろん飛ばしていただいても大丈夫ですが、刺激の強いクレンジング剤を使用した場合は、いつもより乾燥がしやすい状態になっています。

夜のスキンケアの保湿は朝のスキンケア以上に入念に行う必要があるので、ぜひ取り入れてみてください。

化粧水

クレンジング・洗顔とブースターで水分補給の準備が整ったら、化粧水を塗布します。

基本的には、朝のスキンケアと要領は変わらず、優しく肌になじませてください。

ただし、入浴中にスキンケアや洗顔を行っていると普段より乾燥がしやすい状態になっているので、より素早く保湿しましょう。

温まった肌により化粧水が浸透しやすくなっているので、より肌になじみやすくなります。

美容液

化粧水で肌のキメを整えたら、美容液で栄養を補給しましょう。

日中に、肌は紫外線や乾燥でダメージを受けています。美容液でしっかりケアをしてあげてください。

疲れた肌に栄養を与えることで、肌トラブルを防ぎます。

手のひらで温めて、ハンドプレスでしっかりなじませましょう。

乳液・クリーム

朝と同様、最後は乳液とクリームで水分と栄養を油分で閉じ込めましょう。

夜のスキンケアでは、メイク崩れを気にしなくてもいいので、しっかり保湿ができるアイテムを使用するのがおすすめです。

寝ている間に集中的に肌をケアしてくれるナイトクリームを使用してもいいでしょう。

しっかり保湿をして潤いを保つことで、翌日のメイクのりが変わってきます。

スキンケアの順番|3つの疑問を解説!

ここまで、それぞれ朝と夜のスキンケアの順番について解説いたしました。

しかし、スキンケアの順番を守っていても間違った方法でアイテムを使っていると、本来の効果を発揮しないことがあります。

ここからは、スキンケアの順番にまつわる3つの疑問について説明いたします。

洗顔の温度

洗顔は、32度~36度ぐらいのぬるま湯で行いましょう。

温度が高すぎると、必要な油分まで奪われてしまう可能性があり、冷水も肌への刺激となってしまうので、肌の負担となってしまいます。

また、入浴の際にシャワーを直接顔にかける方もいらっしゃるかもしれませんが、これも肌にとっては刺激が強い行為です。

どれもやってしてしまいがちなことですが、ぬるま湯で優しく洗ってあげましょう。

クレンジングの時間

クレンジングは、肌に刺激を与えないように素早く行いましょう。大体1分ぐらいを目安にしてください。

クレンジング剤は、メイクや皮脂汚れなどの油分を落としてくれますが、肌に長時間のせていると、必要な油分まで落としてしまう可能性があります。

汚れを洗い落とすことに集中しすぎて、入念に洗いたくなりますが、クレンジングはさっと終わらせましょう。

パックやシートのタイミング

パックやシートを使用する場合は、化粧水の後に取り入れましょう。

ただし、アイテムによっては美容液のあとに使用する場合もありますので、使用方法を確認して使用するようにしてください。

特に記載がなければ、化粧水の後と覚えておくといいでしょう。

パックを長時間すると肌に浸透しやすいと思われがちですが、かえって水分が蒸発してしまい、一緒に肌の水分も飛んでしまうことがあります。

また、お風呂での使用も、お風呂での熱や汗などでパックやシートに含まれている保湿や美容の成分が落ちてしまい、本来の効果が発揮されないのでNGです。

一緒に気を付けたいスキンケアのコツ3つ

ここまで、スキンケアの順番における大切さをお伝えしてきました。

この項目では、スキンケアを正しい順番で行うのと一緒に、プラスアルファで行うとより効果を感じられるスキンケアのコツをお伝えします。

簡単にチャレンジできるものもあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

帰宅したらすぐにメイクを落とそう

メイクは、帰宅をしたらすぐに落とすことが理想とされます。メイクをしている時間が長くなるにつれ、皮脂や汚れが酸化し、肌トラブルの原因となるからです。

筆者は手を洗うのと一緒に、ダブル洗顔不要のクレンジング剤を使用してメイクを落とし、最低限のスキンケアを行うようにしています。

もし時間があれば帰宅後すぐに入浴をして、あわせてクレンジングをしてしまうのもおすすめです。

フェイシャルタオルを使用する

フェイシャルタオルとは、使い捨てフェイスタオルのことを言います。

使い捨てができるので、衛生的に顔が拭けると最近注目がされています。

水分の吸収が優れているので、摩擦を減らせることもメリットの1つです。

フェイシャルタオルは、顔を拭くだけではなく、クレンジング剤や化粧水を染み込ませることで、クレンジングやパックとしても使用ができます。

ぜひ一度試してみてください。

季節ごとにアイテムを変えてみる

肌トラブルの原因は、季節によって変わります。

春は花粉で肌が敏感に、夏になれば大量の紫外線、秋冬になれば乾燥が気になると思います。

季節によって変化する肌状態に合わせたアイテムを使用することで、よりスキンケアの効果を高めましょう。

まとめ|正しいスキンケアを熟知してすっぴん美肌を目指そう!

スキンケアは、順番を正しくすることでスキンケアアイテムの効果を最大限に発揮させることができます。

ぜひ、本記事を参考にしていただき、正しいスキンケアですっぴん美人を目指しましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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