セカンドパートナーは本当に頭おかしい?|本音と現実を知るガイド

セカンドパートナー アイキャッチ

「夫婦関係の不満や愚痴を聞いてほしい」
「家庭とは別の場所で心の安らぎがほしい」

そんな思いから、セカンドパートナーに興味を抱く方もいるかもしれません。しかし、現実には「頭おかしい」「不倫の言い訳だ」など世間の目は厳しく、一歩を踏み出せずに悩んでいる方も少なくないはずです。

本当にセカンドパートナーは、社会的に許されない関係なのでしょうか。

本記事では、以下について深掘りして解説します。

本記事でわかること
  • セカンドパートナーは頭がおかしいとはかぎらない
  • 「セカンドパートナーは頭おかしい」と言われる理由
  • そもそもセカンドパートナーとは
  • 【男女別】セカンドパートナーを求める本音と心理
  • 2025年の現状|セカンドパートナーは13人に1人

ぜひ最後までお読みいただき、ご自身の悩みを解決するヒントを見つけてください。

目次

セカンドパートナーは頭がおかしいとはかぎらない

セカンドパートナーとは頭おかしいとはかぎらない

「セカンドパートナーは頭おかしい」と否定的にとらえられがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。

なぜなら、すべての関係が軽率で無責任なものではなく、精神的な支えを求めて冷静に関係を築いているケースもあるからです。

実際に「家庭を第一に考える」「肉体関係は持たない」「相手の家庭に干渉しない」などのルールを設け、互いに尊重しながら距離を保っている例も見られます。

配偶者には言えない悩みを相談できる相手がいることで心が安定し、結果的に家庭内の人間関係がうまくいっているケースもあるようです。

セカンドパートナーの境界線はあいまいで、いつ一線を越えるかわからない危うさはあります。それでも一概に「頭おかしい」と切り捨てるのではなく、なぜセカンドパートナーを求めたのか、背景に目を向ける姿勢も必要かもしれません。

「セカンドパートナーは頭おかしい」と言われる理由

セカンドパートナー頭おかしいと言われる理由

「セカンドパートナーは頭おかしい」と言われる背景には、社会的な価値観とのズレや関係がエスカレートするリスクが潜んでいます。

特に次の3つの理由が挙げられます

詳しく見ていきましょう。

「不倫の言い訳」と見なされ、社会的に受け入れられにくい

配偶者以外と親密な関係を築くことは、多くの人にとって倫理観や常識から外れていると感じられるため、社会的には受け入れられにくいのが実情です。

たとえ当事者がプラトニックな関係と主張しても、第三者には本当かどうか確かめようがなく、不信感を招きます。

「恋愛ではなく心の支えだ」と考える当人たちの価値観と、社会の一般的な感覚とのズレが「頭おかしい」と見なされる一因にになっているのでしょう。

結果的に肉体関係に発展してしまう恐れがある

セカンドパートナーは、最終的に肉体関係に発展する可能性がある点が「頭おかしい」と見なされる理由のひとつです。

最初は相談や食事だけの関係でも、会ううちに精神的なつながりが強まり、異性としての感情が芽生えやすくなります。

二人きりの時間やお酒の場が増えると、一線を越えてしまうリスクが高まるでしょう。

当人たちが「心の支え」であると主張しても、一度でも肉体関係を持てば法的に「不貞行為」と見なされます。

慎重に関係を保とうとしても、肉体関係に発展するリスクが常にあることが「セカンドパートナー=頭おかしい」と見られる背景です。

離婚や慰謝料問題に発展する恐れがある

発覚すれば離婚や慰謝料問題に発展するリスクがあることも、「セカンドパートナー=頭おかしい」と見なされる一因です。

たとえ肉体関係がなくても、精神的なつながりが「裏切り」と受け取られれば、夫婦の信頼関係は一気に崩れます。LINEのやり取りや二人で会っていた記録があれば、離婚や慰謝料請求の理由になることもあります。

実際に裁判では、肉体関係の証拠がなくても、親密なやり取りが「婚姻関係を破綻させる行為」と判断され、慰謝料の支払いを命じられるケースも少なくありません。

こうした重大なリスクを軽視したまま関係を続けてしまうことが「常識から外れている」と見なされる理由の一つです。

そもそもセカンドパートナーとは

そもそもセカンドパートナーとは

セカンドパートナーの定義やルールは人によってさまざまです。ここでは、一般的にどのような関係性を指すのか、不倫とは何が違うのかを解説します。

セカンドパートナーのルール

セカンドパートナーの関係には、関係を続けるための独自のルールが存在します。主なルールとしては、以下のようなものがあります。

  • お互いの家庭を最優先にして、家庭生活の妨げにならないようにする
  • 肉体関係は持たない
  • 頻繁な連絡や依存的なやり取りを避ける

これらはすべて、関係の破綻を防ぐための自衛策です。

セカンドパートナー関係を続けるには、相手の家庭に迷惑をかけない認識を共有して、一定のルールを守ることが不可欠です。

浮気・不倫との違いは肉体関係があるかどうか

セカンドパートナーと浮気・不倫の主な違いは「肉体関係の有無」にあります。

セカンドパートナーは、あくまで精神的なつながりを重視した関係とされ、恋愛感情はあっても性的な関係を持たない点が特徴です。

一方で、浮気や不倫は恋愛感情に加えて性的な関係をともなうことが多く、法的には不貞行為として扱われます。

そのため、当事者にとってはセカンドパートナーと不倫は明確に区別されており「恋愛感情はあっても一線は超えない」と線を引いているケースが一般的です。

基本的にはお互い既婚者の関係

セカンドパートナーは、多くの場合お互いが既婚者同士の関係です。

同じ立場であるからこそ、家庭の事情や配偶者への不満を共有・共感しやすく「心の拠り所」としての関係が築かれやすい傾向があります。

互いに家庭を壊すつもりがない前提があるため、独身者との関係よりも割り切りやすいと感じる人もいるようです。

とはいえ、関係が既婚者同士にかぎられるわけではありません。SNSやマッチングアプリの普及により、既婚者が独身者と出会い、プラトニックな関係を主張するケースも増えています。

marrishのようなマッチングアプリを活用するのも1つの手段です!

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【男女別】セカンドパートナーを求める本音と心理

本音と心理

リスクを冒してまでセカンドパートナーを求める背景には、男女で異なる心理的な動機があるからです。ここでは、男女別の本音に迫ります。

順番に見ていきましょう。

男性心理

男性がセカンドパートナーを求める背景には「癒し」と「承認欲求」の2つが大きく関係しています。

男性は、家庭や職場でのストレスから解放され、ありのままの自分を受け入れてくれる存在を求める傾向が強いようです。

特に、妻が母親のような存在になり家庭に安らぎを感じられなくなったとき、外に癒しを求めることが多くなります。

また夫や父親という役割から離れ、1人の男性として認められ頼られたい承認欲求も強い動機です。

セカンドパートナーからの賞賛や感謝の言葉が失いかけた自信を取り戻すきっかけとなり、日々の活力につながると感じる人もいます。

女性心理

女性がセカンドパートナーを求める理由は「癒し」と「女性として扱われたい」という願望です。

家事や育児に追われるなかで、夫から感謝の言葉がなかったり、妻や母親としてしか見られなくなったりすると、寂しさから外に目を向けたくなることがあります。

セカンドパートナーに髪型の変化を褒められたり、悩みを丁寧に聞いてもらえたりすると、1人の女性として大切にされている実感を得られます。

精神的なつながりを重視する傾向が強く、恋愛初期のようなドキドキ感を味わいたい思いも動機のひとつです。

2025年の現状|セカンドパートナーは13人に1人

13人に1人

ノマドマーケティング株式会社の調査によると、既婚男女の約7.6%、つまり13人に1人がセカンドパートナーの存在を認めています。

セカンドパートナーは、もはや一部の特殊なものではなく、多くの既婚者にとって身近な存在になりつつあるといえるでしょう。

セカンドパートナーを持つ人が増えている背景には、SNSやマッチングアプリの普及によって、同じような価値観を持つ相手と出会いやすくなったことが大きく影響しています。

匿名性が保たれたまま気軽に関係を築ける環境が整い、家庭に不満を抱える人の心理的ハードルを下げているのでしょう。

セカンドパートナーは、現代の夫婦関係や人間関係を考えるうえで無視できないテーマになりつつあります。

セカンドパートナーを見つける場所

見つける場所

セカンドパートナーは、特別な場で見つけるものと思われがちですが、実際には誰にとっても身近な場所にきっかけが潜んでいます。代表的な出会いの場所は、次の3つです。

順番に解説していきます。

マッチングアプリ

パートナーを探す場として、もっとも一般的になっているのがマッチングアプリです。

なぜなら、セカンドパートナーではなくとも「自分を満たせる相手」が見つかるからです。

アプリ特有の匿名性も大きな要因です。

身元を明かさずにやり取りを始められるため心理的なハードルが低く、普段の生活では出会えないような相手ともつながりやすくなっています。

既婚者はNGですが、このような気軽さと効率性がマッチングアプリを通じたパートナー探しを加速させています。

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職場

職場はセカンドパートナーと出会う場として、多くのきっかけが生まれる場所です。毎日顔をあわせ長時間を共にすると、相手の人柄や価値観を自然に知る機会が多くなります。

仕事の悩みを相談したりプロジェクトを一緒に乗り越えたりすると、連帯感や信頼が育まれやすいでしょう。

また、仕事中の真剣な表情や家庭では見せない一面を知ることで、相手を特別な存在として意識するようになることも。家庭の愚痴を言いあえたり、弱音を吐ける唯一の存在になったりと、秘密を共有することで二人の距離は急速に縮まっていきます。

日常的な接点の多さや心理的な近さが、職場での関係をセカンドパートナーへと発展させる要因となっています。

趣味のコミュニティ

スポーツジムや習い事・ボランティア活動などの趣味の場も、セカンドパートナーとの出会いにつながりやすい環境です。

共通の興味や目的があるため、初対面でも会話が弾みやすく自然と親しい関係に発展しやすいのが特徴です。家庭や職場とは異なる、もう一つの顔を見せられる解放感も心の距離を縮める要因になります。

家族には理解されない趣味の話を熱心に聞いてくれたり、一緒に目標に向かって努力したりするなかで、強い絆が生まれるのでしょう。

趣味のコミュニティでは利害関係がないからこそ素の自分を出しやすく、精神的なつながりが深まりやすくなります。

セカンドパートナーの末路

末路

最初は心の支えだったはずのセカンドパートナー。しかし、その関係の先には厳しい現実が待ち受けていることもあります。

特に、以下のようなリスクが大きな問題です。

ひとつずつ見ていきましょう。

本命にバレて家庭が崩壊する場合がある

セカンドパートナーとの関係で避けたい事態の一つが「配偶者に知られてしまうこと」です。

どれほど慎重にしていても、スマートフォンの通知や態度の変化など、ちょっとしたきっかけから関係が明るみに出ることは少なくありません。

たとえ「肉体関係はない」と説明しても、セカンドパートナーと親密な関係を築いていた事実そのものが、信頼を失った配偶者にとっては大きな裏切りと感じられることもあるでしょう。

発覚後には、離婚や別居など現実的な選択を迫られたり、財産や住まいを失う可能性も出てきます。

さらに、子どもがいる場合は、子どもへの影響にも十分配慮が必要です。

大切な人間関係を守るためには、関係の深まり方や自分の気持ちにしっかり向き合い、慎重に判断する姿勢が求められます。

職場・社会的信用を失うことがある

セカンドパートナーが同じ職場にいる場合、関係が周囲に知られることで職場での信頼に影響を及ぼす可能性があります。

社内での親しいやり取りは「公私混同」と受け取られやすく、噂が広がれば周囲との関係がぎくしゃくしてしまうことも。特に職場は人間関係が密接な場であるため、一度広まってしまうと元の関係に戻るのは難しいでしょう。

また、上司や人事の耳に入った場合、評価が下がったり異動や担当業務の変更を命じられたりするなど、処遇に影響するケースもあります。

特に役職に就いている人にとっては、築いてきた信頼や立場が揺らぐリスクがあることも意識しておく必要があるでしょう。

お互いの立場や環境にも十分に配慮しながら、セカンドパートナーとの関係を築くことが大切です。

相手に依存されて逃げられなくなるケースも多い

セカンドパートナーとの関係が深まるにつれ、相手から精神的に依存され距離を取るのが難しくなるケースもあります。

レゾンデートル株式会社の調査では、セカンドパートナーの70%以上が最終的に肉体関係に発展していました。「プラトニックだから大丈夫」と思っていても、時間の経過とともに「もっと会いたい」「深くつながりたい」などの感情がエスカレートしていくのでしょう。

関係を終わらせようとした際に、相手が強い執着を見せたり「配偶者に知らせる」と脅されたりして、身動きが取れない状況に発展することもあります。

精神的なもつれは一度こじれると解消が難しく、長期的なトラブルにつながる恐れもあるため、関係の深まり方には慎重になる必要があるでしょう。

セカンドパートナーをどうとらえるかは自分次第

まとめ

本記事では「セカンドパートナーは頭おかしい」と言われる理由から、当事者たちの本音、そして関係の先に待つ現実までを解説しました。

セカンドパートナーは、日常のなかで癒しや心の支えを感じられる、かけがえのない存在になることもあります。

家庭では満たされない思いや孤独に寄り添ってくれる関係が、前向きな気持ちを取り戻すきっかけになることもあるでしょう。

一方で、セカンドパートナーを持つことにはリスクもともないます。だからこそ、自分にとって何が本当に大切なのか、どのような未来を望んでいるのかを立ち止まって考えてみることが大切です。

この記事が、あなた自身の気持ちに素直になるヒントになれば幸いです。

marrish
総合評価
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  • 平均3ヶ月半で『素敵なカップル」に!
  • 20~40代でも出会える!
  • 恋愛から結婚まで幅広い出会い!

セカンドパートナーに関するよくある質問

セカンドパートナーに関するよくある質問にお答えします。

セカンドパートナーは浮気になりますか?

法的には、セカンドパートナーの関係は「浮気(不貞行為)」と見なされる可能性が高いです。

たとえプラトニックでも配偶者が精神的苦痛を受けたと証明できれば、慰謝料請求の対象になり得ます。

セカンドパートナーって何年くらい続く?

レゾンデートル株式会社の調査では、1〜3年ほどで関係に変化が訪れるケースが多いとされています。

ただし、セカンドパートナーの関係が破綻する理由は気持ちのすれ違いや自然消滅・物理的な距離など、一般の恋愛や友人関係にも見られるものが中心です。

セカンドパートナーだからといって特別に破綻しやすいわけではなく、関係の終わり方も多様です。

セカンドパートナーを持つ人の割合は?

ノマドマーケティング株式会社の調査では既婚者の約7.6%、つまり13人に1人がセカンドパートナーの存在を認めています。

ただし、こうした数字は関係の特性上、公にしにくい背景を考えると実態のごく一部に過ぎない可能性があります。SNSやマッチングアプリの浸透により出会いのハードルが下がったことで、今後さらに増加していくでしょう。

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