【3児のママが徹底解説!】複数兄弟や姉妹が超おすすめの理由とは?

現在、1人(もしくは2人)を子育て中のお母さんの中で、もう1人欲しいな!兄弟・姉妹を作ってあげたいな!でも、どうしようか迷って踏み出せないという人も多いですよね。

理想は、2人や3人の兄弟・姉妹なんだけど、金銭的に不安で……

梅ちゃん

そうですよね!子どもを育てるのには、オムツやミルク、洋服、教育費など、たくさんお金がかかるイメージがありますよね。

兄弟・姉妹を作ってあげたいけど、年齢や体力面が心配で……

梅ちゃん

年齢が上がるにつれて、自分にも子どもたちにも負担がかかってしまうかもと心配になりますよね。

多くのお母さんたちが、複数兄弟・姉妹が理想と考えているのに対し、現実では金銭面や体力面の不安から兄弟・姉妹の子育てをためらってしまう人が多いようです。

そこで今回は、

  • 複数兄弟・姉妹の子育ておすすめ理由3選
  • 複数兄弟・姉妹の子育てのデメリット
  • 複数兄弟・姉妹の子育てで大事なポイント4選

を、3人の男の子を現役育児中の母である筆者が、兄弟・姉妹がいることがこんなにもおすすめだよ!という点を徹底解説いたします。

この記事は、複数兄弟・姉妹の子育てに対して明るい印象になり、2人3人の子育てを考えてみようと思える内容になっています。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

複数兄弟・姉妹の子育て|おすすめ理由3選

みなさんは、子育ての風景でどんな日常を想像しますか?

  • 毎日笑顔で楽しく過ごしているところ。
  • 機嫌が悪くて泣いているところ。
  • 子どもがイタズラしてお母さんが、しかっているところ。
  • お家の中でお絵描きやままごと、ごっこ遊びをしているところ。
  • 外で元気に駆け回り虫とりやボール遊びをしているところ。

このような風景は、兄弟がいても一人っ子でも子育て中には日常で起きることですが、兄弟・姉妹がいるときは、それぞれの子どもたちにどんな影響があるのでしょうか。

ここでは、複数兄弟・姉妹を超おすすめする理由を、筆者の体験談をまじえながら3つあげていきます。

おすすめ理由①兄弟愛・姉妹愛が素敵

複数兄弟・姉妹がいると仲よく遊ぶときもあれば、けんかをするときもあります。しかし、日常生活の中で兄弟・姉妹愛を感じる場面もたくさんあります。

我が家は、長男がよく泣く子で甘えん坊だったので、次男が誕生したときの反応が心配でした。しかし、次男が誕生し病院で面会したとき、自然に頭を撫でてくれて安心と喜びが込み上げてきました。

その後も、大きな赤ちゃん返りもなく、オムツやおもちゃをとってきてとお願いしたときはすぐに手伝ってくれたり、遊び相手になってくれたりと、小さい頃から兄弟愛を感じました。

また、三男が誕生したときも、長男も次男もミルクをあげたり、あやしてくれたりと、たくましく優しいお兄ちゃんたちに成長しています。現在は、2人とも良くも悪くも三男の見本に!三男もお兄ちゃんたちからの愛情や激励をうけてたくましく、お兄ちゃんたち大好きくんに成長しています。

また、ママ友からもこんなエピソードを聞きました。

下の子が年少で入園したとき、毎日半べそをかいていたけど、そのときに年長の上の子が気にかけて抱っこや声をかけてくれたみたいで、うれしかった。

年齢差にもよりますが、こんなことがあるのも、兄弟・姉妹の子育てならではですよね。

おすすめ理由②自然にコミュニケーション力が身につく

兄弟・姉妹がいると日常生活の中での兄弟間のやりとりや、友達とのやりとりで自然にコミュニケーション力を身に付けられます。

上の子が園に通うようになると友達ができ、お家に遊びに行ったり来てもらったりする機会が増えます。

すると、下の子は兄弟・姉妹とは違う友達との交流もできるようになります。その中で、兄弟・姉妹の間では許されていたことも、これはやってはいけないことなんだと友達とのかかわり方を学ぶことができるのです。

我が家でも、長男、次男の友達がよく遊びに来てくれるのですが、三男にとっては大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんがたくさんいて、毎回楽しそうに遊んでいます。そして、見ていて面白いほど、その子に合った対応をしています。

これは、兄弟・姉妹の子育てならではのとても貴重な経験ですよね。

おすすめ理由③お互い高め合い、学び合うことで成長する

兄弟・姉妹は、上の子が下の子のお手本や見本、時としてライバルにもなります。

上の子への憧れ、また負けられないと言うライバル心から下の子は上の子がやっていることをマネしたり、少し難易度の高いことにも挑戦したりします。もちろんいいことばかりマネしてくれればいいのですが、してほしくないということもマネしてしまう危険性もでてくるでしょう。

ですが、下の子にとっては、多くのことを学べるチャンスになりますし、上の子にとっては、憧れから下の子がマネすることで、自信にもつながっていきます。

我が家で印象に残っているのは、歯磨きの場面です。次男はとても歯磨きが嫌いでした。歯が生えるのが早かったので、余計に大変です。無理矢理やるので、毎回一苦労。私も次男も疲れ果てて怒って……の悪循環の日々。

しかし、次男が1歳すぎたころ長男がやっているのをじっと見ていて、自然に口を開けるように!正直驚きましたが、お兄ちゃんのマネをしたいと思ったようです。

このように、大人だけでは伝えることが難しくても兄弟・姉妹がいることでスムーズに教育でき、お互いに成長してくれるのでおすすめです。

複数兄弟・姉妹の子育てにおけるデメリット

子育ては、もちろんいいことばかりではないですよね!これを読んでいるみなさんも、育児にかかる費用や年齢が上がって体力面が心配、自分だけの時間も大切にしたいという理由で、2人目や3人目の子育てに踏み切るか迷っている人も多いんではないでしょうか?

ここでは、複数兄弟・姉妹を希望している人が多い中、複数兄弟・姉妹の子育てに対する壁だと感じている

  • 育児費用
  • 年齢を重ねた際の体力

この2点をデメリットとしてあげて考えていきます。

 

育児費用

子どもを育てるのにかかる費用としあげられるのは下記の2つです。

  • 養育費
  • 教育費

それぞれ、詳しく解説していきます。

養育費

養育費は、食費や衣服、その他生活日用品の費用など、生活するために必要な費用です。0歳~義務教育終了になる中学校卒業までの養育費は、年間30万円~50万円程度かかると言われています。

幼少期は、「オムツやミルク、サイズがどんどん変わってく洋服代などの支出が大きい」。中学校以降のタイミングでは、「制服が必要になる」など大きな支出。

このように、多くの場面で養育費がかかることがあげられますが、それぞれ工夫や早めの対策することもできます。

例えば、以下2つの対策がありますので参考にしてください!

幼児期では、上の子で使った物を活用する。

小学校・中学校、高等学校の入学までに、時間の猶予があるのでコツコツと計画的に貯金していく。

教育費

次に、教育費です。保育料や授業料、習い事などにかかる教育費です。教育費は、子ども1人ひとりにかかることがほとんどです。よって、子どもが2人では教育費が2倍になり、3人の場合は3倍となります。

この教育費が、一人っ子世帯と兄弟世帯で大きな差が出てきてしまい、2人目や3人目の子育ての悩みとして多くあがる理由になっています。

例えば高校の進学では、私立高校にいった場合年間100万円程度かかることも。大学進学のタイミングでは、国公立か私立かによっても差があるが、入学金や授業料で大きな支出に。

また、受験対策として塾が必要になる場合は、その費用も大きな負担になります。兄弟・姉妹通うことになれば、人数分かかってしまいますよね。

ですが、少子化が進む日本では社会的サポートもあります。

令和元年より3歳〜5歳の子どもの保育料を無償化する幼保無償化制度が導入され、通う園によっては教育費がかからない家庭も。

しかし、幼稚園や認可外の保育所の場合、無償化対象の費用に上限があるため、上限を超える月額保育料を設定している園では、負担することもあるので注意しましょう。

下の子が、0~2歳に保育園へ通う場合は、無償にはならないが、子どもが2人以上いる場合は、2人目の子の保育料は半額に、3人目であれば無料になる。

国の制度である「高等学校等就学支援金制度」を活用すると、高校に支払う授業料を補う費用が給付されるため、経済的負担がかなり軽減される。

「高等学校等就学支援金制度」は、国公立だけではなく私立に通う場合も対象となる。令和2年4月からは、私立高校生に給付される支援額が増加したので、学校の授業料や世帯収入によって、実質無料で通える可能性もある。

2人の子どもを育てる場合の経済的不安を少しでも軽減するために、義務教育から高校卒業までの授業料を国が負担するなど、支援も充実してきています。

また、児童手当などを貯金したり、小さい子がいて働きに行けないけどの場合は、自宅で在宅ワークや副業するなどもいいですよね。

年齢を重ねた際の体力

複数兄弟・姉妹の子育てに踏み切れない理由に、年齢からの健康面、体力面もあげられます。

女性の社会進出が進み、晩婚化や高齢出産が進んでいると言う点もありますが、年齢を重ねるにつれて出産も子育ても大変になるのは事実です。

  • 1人目の子が、とても手がかかる子で、精一杯だから体力的に不安。
  • 夫は協力してくれず、ワンオペ育児なので、これ以上家事と子育てをするのは限界。
  • 1人目との間があいて体力に自信がなくなってしまった。
  • 年齢的にキツイし、頼れる人も周りにいない。

などの声があります。また子育てがつらくて子どもを虐待、また死なせてしまったというニュースもたくさんありますよね。

複数兄弟・姉妹の子育てで大事なことは旦那さんやおじいちゃんおばあちゃんなど、1人ではなく家族みんなで、また地域で子育てをすることがとても大事なことです。また、兄弟・姉妹ならではですが、お兄ちゃんやお姉ちゃんが下の子の相手を見てくれたり、遊んでくれたり、お世話をするようになってくれます。

その点も、プラスにとらえて旦那さんや家族と相談して、お子様の人数を考えることも大切なポイントになります!

複数兄弟・姉妹の子育てで大事なポイント4選

子育てで1番大事なポイントは、子どもたちに愛情を伝えて、自己肯定感を上げる子育てです。

これは大人でも大事なことなのですが、子どもの頃に自己肯定感をあげることが、成長していく上でもとても大切なポイントになります。

ここでは、複数兄弟・姉妹の子育てで大事なポイント4選を説明していきます。

  • ポイント①|それぞれを尊重し平等・公平に愛情を注ぐ
  • ポイント②| I(私が)アイメッセージでたくさん褒める
  • ポイント③|両親も楽しんで一緒に成長する気持ち
  • ポイント④|兄弟・姉妹でも比べない

これは、お子さんの人数に限らず子育てにおいても、とても大事なポイントになりますので、ぜひ読んでくださいね。

ポイント①|それぞれを尊重し平等・公平に愛情を注ぐ

その子その子の様子をしっかりと見て、何を求めているのか、子どもたちを尊重し考え愛情をもって接していくことで、結果的に子どもたちに対して平等、公平つながっていきます。

よく、「兄弟・姉妹に平等に愛情を注ぎましょう」「平等に接しましょう」と、聞いたことはありませんか?親としては平等に接しているつもりでも、子どもの性格や、満足度は1人ひとりそれぞれ違います。

長子、中間子、末っ子の特徴などとたくさんの記事で解説されていますよね。我が家も、男の子ばかりなのに面白いほどにそれぞれ性格や特徴、満足度も違います。

大事なのポイントは、それぞれの子供たちの様子をしっかりと見て、その子にあった愛情の伝え方をすることです!

また少し大きくなってくると、子どもたちと一緒にルールを作ることも、とてもいいことです。それぞれが納得のいくルールを一緒に考えることで、自分の意見を取り入れルールを守り、自信にもつながります。

ポイント②| I(私が)アイメッセージでたくさん褒める

2つ目は、褒める時や注意するときに「Iアイ(私が)」を入れることです。

子どもたちをたくさん褒めてあげよう!とよく聞きますよね?みなさんはお子さんにどんな褒め方をしていますか?「すごいね」「えらいね」「〜できたね」「頭がいいね」と結果だけを褒めていませんか?

結果だけを褒めるのではなく、「アイメッセージ」で、自分を主語にして伝えることが大事なポイントです。これは、東大生の親御さんがよくやっている方法だそうです。

例えば、

  • お手伝いをしてくれたときに、「えらいね」だけでなく、「片付けをしてくれて、お母さん嬉しいよ。ありがとう」と伝える。
  • 子どもの成績をほめるときも、「いい成績だったね!うれしいね!」ではなく、「〇〇ちゃん頑張ってたもんね。お母さんもうれしいよ」というように、自分が喜んでいることも伝える。

その結果、子どもは「自分がほめられる」だけでなく、「親が喜ぶ」と言う理由もプラスされてより頑張り力につながります。

ポイント③|両親も楽しんで一緒に成長する気持ち

子どもを育てる」ではなく、「一緒に成長しよう」と考えたら、少し肩の力が抜ける気がしますよね?

初めての子が誕生した時、何もかもが初めてでドキドキしましたよね。ふと思い返すと、寝返りをするのもハイハイをするのも歩くのも、「こうやったらできるよ!」と言って出来たわけではないです。

子どもの成長とともに、私たち両親も一緒に成長させてもらっています。兄弟・姉妹がいたら、上の子たちともその喜びを共有できる。子どもたちと一緒に成長できるなんて、贅沢な経験ですよね。

もちろん、嬉しいことばかりでなく、「なんでこんなことするのー!」と怒ってしまうこともたくさんあります。そんな時は、開き直ることも大事です!

そして、複数兄弟・姉妹の育児には、旦那さんやおじいちゃんおばあちゃん、周りの方々の助けも必要になってきます。ワンオペ育児の方が多くて大変ですが、家族みんなで一緒に子育てをしてみんなで成長する。そんな考え方が大事です。

ポイント④|兄弟・姉妹でも比べない

子育てにおいて、他の子と比べないとよく聞きますよね。それは兄弟・姉妹でも同じことです。

子どもは親のやることや言うことをよく見たり、聞いたりしています。親からこどもに言う言葉はもちろんですが、ほかにも旦那さんや他の家族となんとなくしている会話もしっかり聞いています。後でこれはどう言うこと?と聞かれたときにビックリすることがありますので、気をつけなければいけません。

そこで、気をつけるポイントですが兄弟・姉妹であっても、一人ひとり個性があり、それぞれ違います。ですので、お兄ちゃんやお姉ちゃんと「比較」するような言動など、うっかり言ってしまわないように気をつけましょう!

まとめ|複数兄弟・姉妹の子育てを楽しんで笑顔あふれる毎日を送ろう

今回は、複数兄弟・姉妹の子育てを筆者がおすすめする理由として

  • 兄弟・姉妹の子育てのおすすめの理由3選
  • 金銭面や年齢、体力面から考える兄弟・姉妹のデメリット
  • 兄弟・姉妹の子育てにおいて大事なポイント4選

を説明しました。

2人目、3人目の子育てに不安を抱いている方が、兄弟・姉妹の子育てに対して、少しでも楽しいイメージを持つことができ、踏み出す勇気がついてもらえたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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